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ごめんな

 

午前4時 1時間の電話口

向こうから聞こえる カラスの鳴き声

声を聞きたくなるのはなんでだろうな

なんでだろうな なんでだろうな

 

あいつは言った

誰だって一人になれば

さびしいとか誰かに会いたい触れたいって思うって

僕は言った

そのくせ誰かと日々を過ごせば

ひとりになりたいとか願ってみたりするんだ

 

僕らはわがままで ないものねだり

欲しがりでさびしがり

 


今日もあいつに何にもできなかった

こうやってまたいつか大事なものを失っていくんだろうか

何にもできやしない僕だけど

もっと許し合えたなら しあわせに近づけたのかな

 

いつも いつも

迷惑ばっかかけてごめんな

いつも いつも

酔っ払ったときぐらいしか素直に愛してるって言えなくてごめんな ごめんな

 

 

君のいいところ 君のすきなところ

僕が沢山見つけられたならいいな

僕のいいところ 僕のすきなところ

君が沢山見つけてくれたならいいな

 

そうやって 僕らのいいとこ取りを続けて

生きてゆけたならいいな いいな いいな

 

 

いつも いつも  もらってばっかりでごめんな

いつも いつも  酔っ払ったときぐらいしか素直に愛してるって言えなくてごめんな、

 


ごめんな、こんな僕でごめんな

それでもこんな僕をくだらなく愛してくれるひとがいるならば

死にたいとか毎日のように思う僕だけど

君が あなたが 生きているならば

生きてゆこうと思うのさ

 

 

僕らのすべての感情を おんがくにのせて

つないでゆけたら つないでゆけたら

君に つないでゆけたら