つまはじき

つまはじき · 22日 7月 2016
明日僕が死んだら、君は何日で僕を忘れる? ねえ、 昨日僕は見たんだ ひとり 公園で泣いている少女を でも何もできなくて こわい かなしい くやしい くるしい 許せない嘘吐きのみんなは 許せないその嘘吐きを殺したくて 使い捨てる こんな感情もきっと 忘れちゃうんだ 消えちゃうんだ 僕はあの時確かに 愛したはずだった...
つまはじき · 22日 7月 2016
塗り直されたペンキの色に似合う新しい親子 表札の変わった家 砂場に綴られた影絵 第七公園に咲く緑の数は変わらないけれど 一番懐かしいこの場所に緑はもう殆ど無い 最寄駅前のベンチで 手を伸ばし掴もうとした あの日の太陽はもう、いない 帰り道 線路沿い 宇都宮線が走っていく 行き先を眺めながら 親友とタムロした場所...
つまはじき · 22日 7月 2016
地球の裏側に立っても又同じ過ちを繰り返してしまうだろう 光の裏側で僕ら 好んでもいないのに陰に頼っている "忘れてしまえ"と脳信号が言うが 忘れるのが怖い 心臓の声 その魂は泣き疲れたときにうたおう その魂は笑えないときにうたおう 太陽と月の真ん中で僕ら たゆたう旅人 まわる地球 不要な排気ガスばかり 吸い込んでしまっては毒を溜めてゆく...
つまはじき · 22日 7月 2016
人一倍 傷つきやすいし 日記みたいにうたを連ねることは得意で 桜のマークが入った駐車場の中 真夜中人に迷惑をかけ続けていた 好きなバンドがうたっていた 「やりたいことをやればいい 認められるのは後回しでいい」 誰かれ構わずに近づいて 只自分のうた押し付けて きっとみんなに認められたかった 一生 一生 一生 短い一生でも...
つまはじき · 22日 7月 2016
ずるい 君はずるい  薄い 僕ら薄っぺらい くだらない 画面越しに 繋がりを装っているんだ 君は 叫ばないし  君は 努力している 僕は 叫んでしまう 僕は 耐え切れないんだ 革命を起こすんだ  あの日のように 革命を起こすんだ  いつかのように 革命を起こしたい  こんな人生に 革命を起こしたい  こんな生活に...